「ありがとうございます」という言葉は、有ることが容易ではないものを頭の上に掲げて頭を下げて頂戴するということを差します。 


有ることが容易ではないということは、本来なら無いものなのです。 


本来なら無いものが有るのです。 


それってどういうことなのでしょう。


不思議なことです。 
魔法なのかしら? 


本来なら無いものが存在していて、存在しているだけでなく自分にいただけるのです。 


だからこそ「ありがとうございます」と、言葉を発して、頭を下げて『感謝』申し上げるのです。 



「ありがとうございます」 
という言葉はそんな意味があるのです。 




本来なら、有ることが難しいものだから、頭を下げて(掲げて)頂戴する。 



頂くものは、それだけ神性さがあり貴い(尊い)ものなのです。 


「ありがとうございます」と頂いて、どこかに放置して腐らせたりすることは、「ありがとうございます」の言葉に恥じる行為です。 

口先だけで 「ありがとうございます」を使っている人が多いです。 




「ありがとうございます」と頂戴したなら、その時限りでなく、美味しかったとか役立ちましたとか、言えるはずなのです。 


『感謝する』とか『感謝して生きる』ということは、そう出来て当たり前のことなのです。 


その時、「ありがとうございます」と頂いたら 次にお会いした時に、もう一度、お礼がてら報告するのは当たり前のことなのです。 



「ありがとうございます」と頂いたなら、出来て当たり前のことです。 


出来ないなら、頂かないことです。 


相手に失礼です。