人間関係を築くことにおいて、紹介者が居るのといないのはまったく違うものです。
それは、紹介者がないのは一見さんになるからだ。
わたしが雲龍さんの笛の会に参加させていただく時は必ず、司辻さんに伝えてから行かせていただきます。
司辻さんは、直接の紹介者ではないですが、司辻さんと雲龍さんの関係を知っているからです。
だから、帰ってきたら必ずご報告させていただきます。
そんな付き合い方は今では、一般的ではないのかもしれないけれど、昔はよくあったと思います。
一見さんお断りとも言われるアレである。
逆にわたしが雲龍さんを紹介する場合は、行く前に教えてねと伝えます。
そういうものです。
事後報告でなく、行く前です。
それは、お礼だったりよろしくお願いします、とのお願いだったり何か伝えたいことの伝言であったりを請け負い伝える役目を駆って出るためでもあります。
それが紹介者にたいしての礼儀であり感謝だからです。
それがないと、ただの一見さんで終わってしまう。
一言、「◎◎の紹介です」という言葉だったり「◎◎がよろしくとお伝えでした」という言葉を伝えたなら、相手の方からは「聞いてますよ。楽しんでいってくださいね」と声をかけていただけるだろうに、何も言わなかったら素通りされる始末だろう。
これは根回しとも違う粋な心配りとも言えます。
また、勝手に紹介者があるときどっても、「聞いてないよ、おかしいなあ」とも言われてしまう。
だから わたしが誰かに人を紹介する場合は、必ず 「わたしの紹介で来ました」と言ってね、と念押しします。
良くしてもらいたいという姑息なものではなく、ただ わたしと信頼関係が築けている方なら、必ず 良くしてくださることを知っているからです。
信頼を築くことの苦労や努力を共有できてるから 信頼を結べるのだと思います。
メールアドバイスやフルネーム鑑定で直接、やり取りさせていただく方には、そんな話しも織り混ぜているのですよ。
最近は紹介しても事前報告も事後報告もない人が多いです。
一見さん付き合いしか知らない人にはわからないことかもしれません。
知らない人には教えれば良いだけですが出来ていて当然と思われるお立場の人には憤りを感じずにはいられません。
世も末かしら?