自立していないのに自立したと見なされる場合があります。
大学生になった。
就職した。
結婚した。
子供が生まれた。等。
実際は 精神的に自立していないのです。
そんな時、人は どんな心理状態になるかと言うと、
「人を頼ってはいけない。甘えてはいけない。自立しなければならない。」
実際には、精神的に自立していないのに、そう考えてしまい、行動しようとします。
でも それは悪いことではないようです。
物の貸し借りの場合において、借りた物を大切に扱いお返しすることは自立した考え方と言えるからです。
借りたものを汚したり壊してしまってもただ許されては自立していると言えないのです。
許されることを当たり前と思うことは自立していないということだからです。
家で許されていても社会に出たら許されないことはたくさんあります。
社会に出て許されないことをしてしまう前に、家で出来るようにしておくことはmustでしょう。
冒頭の、「自立していないのに自立したと見なされる」場合ですが、人生の区切りには、そうやって自立を促すことは家庭内でしなければならないことでしょうね。
それが成長するということです。
大人になってもオムツしている人はいないのだから、オムツ外しを急かす必要はないと思いますが、世間を見ていると、急かすのもわかるような気がします。
それだけ自立出来ていない大人が多いのでしょうね。
成長過程において、その時期になってもやってない人は、大人になってから戻ってやり直すと言われています。
大人になってから中学生の恋愛に憧れたり趣味にハマッたりする人も少なくないです。
年齢に合った生き方で歳を重ねていきたいとわたしは感じています。