最近はまた朝にジョギングをしていました。
 
起きたときは、旅行の後ということもあり、体が重くだるかったのですが、走りはじめたら体が軽くなってドンドン走れました。
 
 
 
ここで、重要なことがあるのですが、
ほとんどの人は、
 
原因があって結果が起こる
 
と思っています。
 
ですがこれは、実は西洋的なものの見方でしかないのです。
 
 
 
本当は、
 
結果を決めると原因ができる、
 
という方が正しいんですね。
 
 
 
ジョギングの例でいくと、
 
体が動かないから走れない、
 
とほとんどの人は考えるのですが、そうではなく、
 
走らないから体が動かない、
 
のです。
 
つまり、
 
走れば体は動くようになる。走ると決めれば体は動くようになります。
 
 
 
東洋では昔から、
 
時間は未来から過去へ流れている、
 
と考えていたといいます。
 
 
 
ちなみにこのことは物理では正しいそうで、
 
アインシュタインはの相対性理論では、
 
時間は「-t」(=tは過去から未来への時間、つまり私たちが普通に思っている時間の流れ。なので-tは、未来から過去へと時間が流れていることをあらわす)としないと、計算の結果が合わないそうです。
 
 
 
目的の達成もこれと同じで、
 
まず「結果(=未来)」をおこなっていくことで、徐々に「手段(=今)」がついてくるのですね。
 
 
たとえば、お金持ちになる法則も、まったくこれを証明していて、
 
「お金持ちだったらどういう行動をするか」を考えて行動しろ、
 
といいます。
 
そうして、お金持ちが行動するようにしていると、あとから「お金」がついてくるのです。
 
 
 
具体的な話をしましょう。
 
たとえばサラリーマンが「お金持ちになりたい!」と思ったとしますね。
 
でも、サラリーマンをただやっていてお金持ちになれることなんてあるわけがありません。
 
 
 
ここでまず「結果」を考えます。
 
あなたが思うお金持ちは、どんなことをやっているでしょうか?
 
そこでそのときの状況ではどんなものがあり、何をやっているのか、どんな考えをもっているかを明確にします。
 
あとは、それをやっていくだけです。
 
 
 
ここで多くの人がメゲるのは、
 
なにかお金持ちがやることをやろうとしたときに、
 
「とはいっても、今お金ないじゃん!」
 
と考えることですが、これはすでに「原因」にフォーカスが向いているので、うまくいきません。
 
すぐに「原因→結果」のパラダイムに戻ってしまうからです。
 
それでは当然、できませんね。
 
 
 
また、今すぐにその「未来」の姿が明確に見えてこないときがあります。
 
でも、それはOK。曖昧な「未来」でも、「それを明確にしてかなえよう!」という意図さえもっていれば、
 
自然に「その未来では具体的に何をしているか?」を探すようになります。
 
このときの「自然に」というのが実は重要ですよ。(^^)
 
 
 
まず「未来」を決め、それを実行するためにはどうするかを明確にきめて行動する!
 
そうしていると、どんどんシンクロも起きてきますね。
 
 
こうやって書いていると、「原因と結果」「未来と過去」がよくわからなくなってくる。
 
というのは、私たちのほとんどは、「西洋的な時間」の旧パラダイムに捕らわれているからだ。
 
 
 
下では「結果→原因」「時間は未来から過去へと流れる」と書いたが、
 
おそらく実は違う。
 
というのは、おそらく未来と過去は、ある種の相互影響関係、または同じものなのだと思う。
 
 
量子の非局在性というのがあって、
 
どれだけ空間が離れていても、双子の量子は同時に変化する、という現象だけれども、
 
たぶん時間もそうなっている。(時間=空間なのだから当然といえば当然か・・・)
 
未来と今は同じものを、違うところから見つめているだけなのだ。
 
 
 
もうちょっとわかりやすくいえば、「スパイラル状」に影響しあっているのかもしれない。
 
「今」→「未来」→「(今からみるとちょっと先の)今」→未来→「今」、と。
 
このスパイラルを、ある断面でみると、時間は未来から過去のように見え、違う断面からみると、過去から未来が流れているように見えるのではないだろうか。
 
 
 
アナログ時計(針のついているやつ)を上下左右を変えてみてみると、針は左から右に動いたり、右から左に動いたり、下から上へ、上から下へ動いているように見える。
 
たぶんそれと同じ感じなのではないだろうか。
 
 
 
でもこれは、線形モデル(1次元)が2次元モデルになっただけだから、もっともっと実際は複雑なのだろう。