お腹の中に芽生えたひとつの魂が最初に聴く音。
それが、生命の根幹に鳴り響く音霊。
絶え間なく響くお母さんの血潮のざわめき、それが潮騒。
子宮の壁をドードーと打つ大動脈の拍動音、小川のせせらぎのような大静脈の摩擦音。
そして、それらの彼方に高らかに鳴り響く心臓の鼓動。
それは、何か宇宙空間の遠い彼方の銀河星雲の渦巻きを銅鑼にして悠然と打ち鳴らすような生命を育む絶対的な響きを想像してしまう。
生命の根幹に鳴り響く音霊。それがお母さんの心音。
わたしたちが求めて止まない『宇宙』というのは、もしかしたら お母さんのお腹の中にいた時の記憶かもしれない。
前世や宇宙での記憶もあるけれど 自分にとって あまり関係ないことなのかもしれない。
この地球において、歴史(資料として残ってある書物などで確認できる)は確かに存在するけれど、今を生きるためには必要ないかもしれない。
天のサイクルで歴史は繰り返すと言われているため、占星術が取りざたされていて それを知ることで未来を知ることが出来、そこに自分がどう乗って生きていくと幸せに生きることが出来るかを知ることは出来る。
しかし そんなことを知らずとも、素直に、お母さんのお腹での宇宙を感じることが出来たら、幸せになろうと考えるのではなく、幸せであると感じるのではないだろうか?
わたしたちはこの世に生まれて来る前からperfect。